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今回はこちらを紹介します。

Bloom」って何?

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Bloomは、イーサリアムブロックチェーン上の身分証明・リスクアセスメント・信用評価のプロトコルです。

これによって、新旧の金融機関が銀行口座もしくは信用評価が得られない人々にお金を提供することを目的としています。

なお、Bloomはdistrict0xのプラットフォームを使用しています。


district0xって何?という方はこちらの記事を参照して下さい



信用インフラの現状

では、なぜこのようなプロトコルができたのでしょうか?

それは、現在の信用インフラには5つの課題があるからです。

順番に見ていきましょう!


①なりすましのリスクが高い

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借り手はローンを申請する際に、全ての個人情報を公開しないといけません。

なので、悪意のあるアタッカーにこの情報が使われてしまうリスクがあります。


②国境をまたぐ信用評価が×

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クレジットの履歴は国境を越えて移すことができないので、移すときにクレジットのトラックレコードをわざわざ0の状態に戻さなければいけません。


③過去の信用履歴が大事

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信用システムのほとんどは過去の債務返済情報に依存しているので、信用履歴がない新しいユーザー(若年層など)には対応が難しくなっています。


④融資インフラ整備が進んでいない

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貸し手の身元や信用スコア情報は非常に限定されているので、融資市場自体があまり発展していません。


⑤信用評価には競合がいない

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クレジットデータは中央管理されており、たったひとつのプロバイダーでほとんどの市場の与信評価をしています。

なので、信用リスクを相対的に評価できないでいます。


Bloomプロトコルの3要素


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以上の5つの課題を踏まえて、Bloomプロトコルは3つの要素を用意しました。


①BloomID

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BloomIDにはユーザーの身元と法的な地位に関する情報が入っています。

これによって、世界中のどこにいても身分証明ができるようになります


②BloomIQ

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BloomIQは、BloomIDに記録されている今までの債務を報告・追跡するシステムです。

これによって、他の国に移ったとしても昔の信用履歴を引っ張ってこれるので便利です。


③BloomScore

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BloomScoreは、ユーザー1人1人の信用履歴を考慮して「この人だったらこのくらいの債務なら大丈夫!」といった信用評価の指標です。

これで、より多くの人々がお金を借りることができるようになります。

以上の3要素をBloomは提供しようとしています。


最初のプロジェクト

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BloomCardは、Bloom信用インフラをベースにした最初のプロジェクトのひとつで、Bloomプロトコルと一緒に発表されました。

ユーザーは責任を持ってこのカードを使用することで、自分のBloomScoreをより上げやすくなります


Bloom Token(BLT)
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また、Bloomは独自のトークンである「BloomToken」を発行しており、このトークンを使用するとユーザーIDや信用評価に関わることができます。

主に4つの性質を持つので、順番に見ていきましょう。



①プロトコルの投票

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BLTはBloomScoreのフェーズやアルゴリズムを変更する際の投票メカニズムとして機能します。


②証人認定
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支払い履歴提供者や貸し手は、借り手がなぜ信用できるのか・仕事は何をしているのか・なぜデータがBloomScoreに含まれるべきなのかといった理由について、エコシステムに認定書を提出する必要があります。


③ネットワーク通貨
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Bloomネットワーク上の身元証人とリスクアセスメントの担当者は、BLTで価格を設定し支払いを受け取ることができます。

ですが、まず最初に自分たちが支払いを受け取るにふさわしいかどうかユーザーから投票されないといけません。

そこで選ばれて初めて報酬を受け取ることができます。

投票に参加したユーザーは、最終的に彼らが支払ったアプリケーション使用料の一部がもらえる仕組みになっています。



④Bloom招待システム
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Bloomは招待システムを取っています。

何かあってもすぐにネットワークを立て直せるように、既存のユーザーは招待した人のための担保としてBLTを少し払わないといけません。

これによって、悪意のあるアカウントからネットワークを守ることができます。



特にアンダーバンク派の人々にはメリットがある

Bloomの最大の特徴は「信用評価を受けにくい層の人々も活用することができる」といった点にあると思います。

日本ではあまり馴染みがないですが、アメリカではアンダーバンク派といった「十分な金融サービスを受けられていない人々」が大半をしめているのが現状です。

こういった金融格差をなくすためにもBloomのようなプロジェクトがうまくいくことでこの問題が少しでも解決に向かうといいなと思いました。

いかがでしたでしょうか?
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